「量」より「質」の時代
毎日、毎日が楽しくて、これでいいのかなって思うこともしばしばある。
でも面白くて、楽しいです。
仕事なのに面白いって、不謹慎と思う人もいるかもしれません。
特に僕たち日本人は、仕事は苦行で、それに耐えて一所懸命努力したら、成功する、そんなふうに教わってきた。
だから仕事は我慢して、苦行に耐え、それを克服した時に、仕合わせになれる。
それはある意味正解でもあった。
大量に同じものを作り、たくさんの人に売る時代は、それで良かった。
同じ競争をしていたわけです。
だから量や時間を、人よりも多くかけて努力したらある程度成果は出たのです。
たとえば営業でも、一日20件に飛び込み営業する人と、30件する人では成績が違うっていう感じ。
でも今はもう違います。
「量」より「質」の時代
今は商品の差がほとんどありません。
スマホだって、家電だって、コーヒーだって、水だって、多くの消費者は、どこで買っても同じ、どれを買っても同じと思っている。
実際、微差はあるけれど、どこでも同じな訳です。
さらに処理しきれないほどの情報が入ってきます。
もう商品や企業の情報を見きれない、見ない、調べないという人が多くなっている。
そんな時代に消費を決定するのは「関係性」になってくる場合が多いということ。
友達や知人から買う、あるいは友達や知人の情報で買う。
そんなケースが多くなるわけです。
だから企業は消費者との関係性の「質」を上げていくことを求められている。
・人は苦しいことよりも楽しいことが良い。
・暗いことよりも明るいことが良い。
・怒られるよりも褒められる方が良い。
・不健康より健康が良い。
これからの時代は『判断』が重要になる時代になるようです。