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地球温暖化Ⅱ

投稿日:2018年07月19日

歴史的経過

地球の気候に関しては、1970年代には「地球寒冷化」の可能性が取りざたされたこともあった。

しかしこの寒冷化説は根拠に乏しく、科学的に調べていく過程で、実は地球が温暖化していることが明らかとなっていった。

一般の間でも寒冷化説が広まっていたが、1988年アメリカ上院の公聴会におけるJ.ハンセンの「最近の異常気象、

とりわけ暑い気象が地球温暖化と関係していることは99%の確率で正しい」という発言が、

「地球温暖化による猛暑説」と報道され、これを契機として地球温暖化説が一般にも広まり始めた。

国際政治の場においても、1992年6月の環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)にて気候変動枠組条約が採択され、

定期的な会合(気候変動枠組条約締約国会議、COP)の開催が規定された。

研究が進むにつれ、地球は温暖化しつつあり、人類の排出した温室効果ガスがそれに重要な役割を果たしているということは、

議論や研究が進む中で科学的な合意(コンセンサス)となっていった。

このコンセンサスは2001年IPCC第3次評価報告書(TAR)、2006年のスターン報告、2007年のIPCC第4次評価報告書(AR4)などによって集約された。

問題提起から約20年を経て、その対策の必要性は国際的かつ学術的に広く認められるに至っている。

温暖化の主因と見られる人為的な温室効果ガスの排出量を削減するため、京都議定書が1997年に議決され2005年に発効し、

議定書の目標達成を目処に削減が行われてきた。

欧州では順調に削減が進み、目標達成の目処が立っている。

しかし主要排出国の米国が参加しておらず、また先進国のカナダが目標達成をあきらめたり、日本が削減義務達成に失敗しそうな情勢になっている。

途上国の排出量を抑制する道程も定まっていない。

その一方で、温暖化の被害を最小にするには、京都議定書より一桁多い温室効果ガスの排出量削減率が必要とされる。

2007年のハイリゲンダムサミットにおいては「温室効果ガスを2050年までに半減する」という目標が掲げられたが、

具体的な削減方法や負担割合については調整がつかず、2007年12月の温暖化防止バリ会議(COP13)においても数値目標を定めるには至っていない。

しかし、国際政治の舞台では温暖化問題あるいは温暖化対策が主要な議題とされることが多くなってきているのは明白である。

近年の気温の変化

様々な手法で得られた過去2000年間の気温の復元。右が現在

現在、地球表面の大気や海洋の平均温度は、1896年から1900年の頃(5年平均値)に比べ、0.75°C(±0.18°C)暖かくなっており、1979年以降の観測では下部対流圏温度で10年につき0.12から0.22°Cの割合で上昇し続けている。1850年以前、過去1000年から2000年前の間、地表の気温は中世の温暖期小氷期のような変動を繰り返しながら比較的安定した状態が続いていた。

しかしボーリングに得られた過去の各種堆積物や、樹木の年輪、氷床、貝殻などの自然界のプロキシを用いて復元された過去1300年間の気温変化より、近年の温暖化が過去1300年間に例のない上昇を示していることが明らかとなった(過去の気温変化の項も参照)。

気温の測定手段としては、過去の気温については上記のように自然界のプロキシを用いて復元される一方、計測機器を使用した地球規模での気温の直接観測が1860年頃から始まっている。

特に最近の過去50年は最も詳細なデータが得られており、1979年からは対流圏温度の衛星による観測が始まっている。

世界平均気温」については、都市のヒートアイランド現象の影響が最小限となるよう観測地点を選び、地表平均気温の値を算出している。

測定精度に関してはなお一部で議論もあるが、そのような誤差要因を考慮しても近年の温暖化は異常であり、気候システムの温度上昇は疑いようがないと評価されている

原因

地球温暖化は、人間の産業活動に伴って排出された温室効果ガスが主因となって引き起こされているとする説が主流である。

気候変動に関する政府間パネル』(IPCC)によって発行されたIPCC第4次評価報告書によって、人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は「90%を超える」とされる。

IPCC第4次評価報告書(AR4)は現在世界で最も多くの学術的知見を集約しかつ世界的に認められた報告書であり、原因に関する議論が行われる場合も、これが主軸となっている。

原因の解析には地球規模で長大な時間軸に及ぶシミュレーションが必要であり、膨大な計算量が必要である。

計算に当たっては、直接観測の結果に加え、過去数万年の気候の推定結果なども考慮して、様々な気候モデルを用いて解析が行われる。

解析の結果、地球温暖化の影響要因としては、環境中での寿命が長い二酸化炭素メタンなどの温室効果ガスの影響量が最も重要であるとされる。

この他、エアロゾル、土地利用の変化など様々な要因が影響するとされる。

こうした解析においては、科学的理解度が低い部分や不確実性が残る部分もあり、それが批判や懐疑論の対象になる場合もある

実際のところ、数億年前まで遡って考えると、二酸化炭素濃度は現在より圧倒的に高い。

しかしこのような不確実性を考慮しても、温暖化のリスクが大きいことが指摘されている。

地球温暖化

投稿日:2018年07月18日

韓国も気温38度超え、

投稿日:2018年07月17日

 韓国も気温38度超え、

電力需要が昨年の最高値を更新

16日は韓国も全国的に猛暑に見舞われ、

ソウル(34.0度)、江陵(37.1度)、大邱(37.2度)、浦項)(37.2度、尚州(35.7度)

など全国20か所以上の地点で今年の最高気温を記録した。

自動気象観測装置(AWS)による日中の最高気温は、

慶尚北道永川で38.3度、江原道三陟で37.7度、慶尚南道昌寧で37.2度、釜山市金井区で36.6度などだった。

ソウル市内の顕忠院に設置されたAWSでは35.5度を記録した。ソウルではこの日、

初めて猛暑警報が発令された。

韓国気象庁は「当分の間、全国のほとんどの地域で日中の最高気温が33度以上まで上がるなど、

気温が平年より4-7度高くなる見通し」と発表した。

17日の日中の予想最高気温はソウル市で34度、釜山32度、大邱38度、江陵36度などとなっている。

気象庁は

「高温に加え湿度も高く、不快指数と暑さの体感指数が上がるため、熱中症など高温による疾患発生の可能性が非常に高い」として

「日中は屋外での活動は極力控えた方がよい」と注意を促した。

一足早い猛暑の影響で、16日の電力需要は昨年夏の最高記録を早くも更新した。

今夏の最大電力需要も過去最高を更新する見通しだ。

韓国政府は、原子力発電所の稼働率を昨年より上げて電力の安定供給を図るとみられる。

韓国電力取引所によると、16日午後5時現在の最大電力需要は8621万キロワット(kW)で、

昨年7月21日の最大電力需要(8458万6000kW)を上回った。

ただ、供給能力が9576万kWで予備電力が955万kW(予備率11.1%)あったため、電力不足は発生しなかった。

『全世界』異常気象・環境異変? 

今後、個人個人の意識が問われるのでは?『住環境』の整備を・・・

 

 

 

 

 

 

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本業とは?

投稿日:2018年07月17日

地方銀行の4割、本業で「3期連続以上の赤字」

地方銀行全106行のうち約4割の40行が、2018年3月期決算で、

本業が3期以上連続で赤字となったことが金融庁の調査でわかった。

人口減少や低金利で収益が悪化し、有効な打開策を打ち出せない苦境が改めて浮き彫りになった。

本業の収益は、

個人や企業向けの融資で得られる利息と投資信託などの販売手数料などといった稼ぎから、人件費などの関連経費を差し引いたものだ。

金融庁によると、営業店が軒並み赤字になったにもかかわらず、抜本的な対策に取り組んでいない銀行があった。

経営課題に関して取締役会が実質的な議論を行っていない例もみられた。

地銀は本業の融資では稼げないため、株式や国債などの有価証券を運用して利益を確保する姿勢を強めている。

金融庁が31行・グループを調べたところ、23行で過度にリスクをとっているなどの問題点が見つかった。

今後の経済不安がまた増える内容・・・

という事なので

BRAIN HOMEはこだわり=『価値』

200年住宅の家造りを取り組みます。

 

自然界のものはすべてゆらいでいる

投稿日:2018年07月14日
自然界のものはすべてゆらいでいる

自然界にあるものは、すべてが一定の規則正しさの中にあるのではなく、不安定にゆらいでいます。

そして、この不安定さが人に心地よさを与えているということをご存知ですか?

たとえば、わたしたちの鼓動を例に取ってみましょう。

手首に指を当てて脈を測ってみると、時々速くなったかと思うと、またゆっくりになったりと、決して等間隔ではないことが分かるでしょう。
わたしたちの体のリズムも「ゆらぎ」になっているのです。

また、波の音を聞いてみましょう。

ざっぱ~んと打ち寄せる波の音も決して等間隔では訪れません。
少し間があくかと思うと、次の波音は立て続けに訪れたり、規則性があるようでないような音が繰り返されることに気づかれるように思います。
これも秩序と無秩序の間、つまり「ゆらぎ」の状態なのです。

オフィスにあるのは、ゆらぎのない幾何学的なものばかり

ところが、私たちの周りにあるものはどうでしょう。

たとえばオフィスの中を見回してみてください。
デスクが等間隔に並び、凹凸のない直角、直線でできた窓、ドア、オフィス用品を使い、部屋の空気は外部から遮断され、換気扇により一定の排気が保たれています。
現代は、一定で幾何学的なものばかりがあふれています

これは、生産性や効率性を考えると確かによいのかもしれません。

しかし、その中に取り囲まれた人たちは、果たして気分よく一日を過ごせているでしょうか。
ストレスを抱え、疲れを溜め込んで生活されている方も多いのではないでしょうか?

ゆらぎ」を生活に取り込むには?

ストレスのない毎日を過ごすには、私たちの生活や私たちを取り囲む環境を「ゆらぎ」に合わせるとよいと言われます。

自然の多い場所で自然のリズムに合わせて生活するのが理想的ですが、生活を極端に一変させることはできません。

そこで、わたしたちが使っている持ち物や環境に少しずつ自然のものを取り入れていくとよいと思います。

たとえば、木の素材を取り入れること。実は、木目も「ゆらぎ」の状態になっているのです。

木を縦に割った板の木目をよく見てみましょう。
その間隔は決して等間隔でありません。これも秩序の中の無秩序、つまり「ゆらぎ」のパターンになっています。

木の素材を活かした家具や持ち物に囲まれているだけでなんとなく心がやすらぐ気持ちになりませんか? 

これも自然界がもつゆらぎが与えてくれている癒しの効果なのです。
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