未来に胸を張れる家 ブレインホーム

40℃超でも原発なき首都圏の電力が足りてる理由――2020年東京五輪でひっ迫リスクは?

投稿日:2018年07月28日

40℃超でも原発なき首都圏の電力が足りてる理由――2020年東京五輪でひっ迫リスクは?

2018年7月23日、日本の観測史上最高となる41.1℃の気温を埼玉県熊谷市で記録した。

同じく、東京・青梅市でも気温は40℃まで上昇し、国内の主要都市は災害級の熱波に襲われた。

【関連画像】40℃超でも原発なき首都圏の電力が足りてる理由

記録的な猛暑は冷房による電力需要を急増させる。

首都圏に電気を供給する東京電力ホールディングスは、7月23日の最大電力を5694万キロワット(kW)と予想。東電のピーク時の供給力の93%に相当し、

「やや厳しい状況」と、同社のホームページで伝えていた。

東日本大震災が起きた2011年3月以降、東電は原子力発電なき電力供給を続けているが、

首都圏は停電なきまま、2018年の異例の夏を乗り越えられるのか?

また、2020年の東京五輪期間中の首都圏の電力需要はどれほど押し上げられ、東電はどう供給体制を整えていくのか?

季節や天候、昼夜を問わず、電力会社が一定の電力を発電する設備を「ベースロード電源」と呼ぶ。

東電は震災以降、このベースロード電源を原子力からLNG(液化天然ガス)火力発電にシフトしてきた。

一方、夏場の冷房や冬場の暖房利用などで電力需要は1日の最大レベルまで増える。

それに対応するのが「ピークロード電源」で、東電は石油火力と水力発電をその電源に使っている。

予備率3%でひっ迫

予想する最大需要からピーク時の供給力を引き算して、それをさらに予想最大需要で割った値を「予備率」と呼ぶ。

単に最大予想電力を供給力で割った「使用率」とほぼ同等ではあるが、

この予備率が3%を切りそうになると判断した場合、東電管内の電力はひっ迫のリスクが高まる(東京電力パワーグリッド・広報部)。

23日、東電の予備率は7%近くあり、ひっ迫するまでに至っていない。

また、東電は翌週の1日毎の最大電力と使用率を、気象庁の予報などを基に予想しているが、7月20日時点で23日~27日で需給がタイトになる予測は出していない。

既存の供給力で対応できる猛暑日だったと言える。

もし、予備率が3%に迫り、需給がひっ迫した場合、東電は主に3つの方法で対応する。

一つ目は、火力発電所の出力を可能な限り上げる。2つ目は、電力を多く使う企業などの大口契約者に対して、電力使用の抑制をお願いする。

そして、3つ目は「電力融通」と呼ばれるもので、他の電力会社から余剰電力を融通してもらう。

2018年1月23日、発電設備のトラブルと寒波による暖房用電力の需要が増え、東電は2月下旬までの7日間、この「電力融通」を行っている。

キラウエア火山 噴火から2か月半、活発な火山活動続く これも猛暑に関係ある?

投稿日:2018年07月26日

キラウエア火山 噴火から2か月半、活発な火山活動続く

アメリカ・ハワイ島のキラウエア火山が5月に噴火して2か月半以上が過ぎました。
現在も活発な火山活動が続いていて、観光業にも影響が出ています。

USGS=アメリカ地質調査所が公開したキラウエア火山の最新の映像です。

火山から流れ出た溶岩が海に達し、海水と反応し、蒸気を発生させます。溶岩はこの時、摂氏1100度近くに達するということです。

5月3日に噴火してから11週間が経過、ロイター通信などによりますと、

これまでに712棟の家屋が破壊されましたが、死者は出ていません。

現地メディアによりますと、ハワイ島にある宿泊施設の今年6月の客室稼働率

前年に比べ6ポイント減となる60.8%に低下しました。

火山活動を懸念し、予約をキャンセルする旅行客が増加し、ハワイ島全体の宿泊施設の今年6月の売り上げは

前年に比べおよそ1割減少するなど、観光業にも影響が及んでいます。
これも猛暑に関係あるのでは、自然の猛威は人間では変えられません。

地球温暖化 対策(住宅編)

投稿日:2018年07月22日

クアトロ断熱

内断熱+外断熱+遮熱塗り壁+調湿漆喰で暑さ・寒さから建物を守ります。

床、天井、ドア、階段、棚板やカウンターにいたるまで天然無垢材に囲まれた気持ちよさは格別。

木の穏やかな香りには癒しの効果もあります。

また、調湿性に優れたクアトロ断熱によって体感温度が一定に保たれた快適な空間は、夏涼しくて冬暖か。

さらに、テラヘルツ加工技術を用いることで、有害化学物質が排除され、空気が浄化されます。

それはまるで滝のそばにいるようなすがすがしさを感じます。そうした“場”が整うと、物事というのは不思議と活性化してくるのです。

クアトロ断熱の効果

クアトロ断熱は、内部結露の発生を抑えることで、建物の耐久性を高め、住宅の長寿命化を実現します。

また、アトピーの原因とされるカビ・ダニを低減し、健康的な住まいにします。

さらにクアトロ断熱で建てた住宅は、内部の壁面温度のムラを少なくし、快適な室内環境をつくります。

また、ヒートブリッジ現象(断熱材の切れ目に存在する柱などが熱を伝える現象)による熱損失が少なく、冷暖房効果が大幅に向上します。

クアトロ断熱の優れた特徴

  • 1.均一で高い断熱
  • 2.遮熱性能 結露が起こりにくい
  • 3.躯体の寿命をのばす
  • 4.防虫、防カビ効果
  • 5.防音性能
  • 6.高い安全性
  • 7.体感温度においての快適さ

サーモカメラによる比較
外気温33℃(AM11:00~13:00/7月)

クアトロ断熱

一般塗り壁

サイディング

スペイン漆喰

スペイン漆喰は、スペイン産の石灰を主成分とした天然無機質の自然素材 100%です。

しかし、一般住宅を中心に広く普及しているビニールクロスは、合板などと同じように有害な化学物質で作られているため、「0宣言の家」では採用していません。

自然素材 100%のスペイン漆喰の優れた特徴

1.優れた調湿機能

固化剤として一般的に使用されている樹脂、セメントなどの化学製品の成分を一切使用していない自然素材100%のため本来の機能を100%発揮。

優れた調湿機能で、快適な室内空間を作ります。

2.結露、カビ・ダニを防ぐ

優れた吸放湿機能で湿度を調整し、結露やカビ・ダニ、ひいてはアトピー対策として効果的です。

3.自浄作用あり

自然素材100%のスペイン漆喰は、pH13 もの強いアルカリ性を示します。

カビやダニが生息できる pH 値は 1~11 までと言われているので、漆喰の強アルカリ性には優れた殺菌作用があることがわ かります。

土蔵で保管した古文書などがいつまでも保存状態がよいのは、この殺菌効果によるものです。

加えて自然素材の漆喰は、ビニールクロスとは違い、静電気を帯びない性質を持っているので、掃除機などの埃の吹き上げを寄せつけません。

そのため室内を清潔に保つことができ、ハウスダストが原因で起こるアレルギーなども、しっかり防ぎます。

4.保温・断熱による省エネ効果

無数の気孔が空気の層となり、外気温に影響されにくく、冬暖かく夏涼しい室内環境が得られます。

5.においの吸着

タバコやペットの気になるにおいなど、家の中の生活臭を吸着・脱臭するのでトイレにもおすすめです。

6.環境にやさしい

樹脂やセメントを一切含んでいないため再利用ができ、自然に還すことが可能なエコロジー材料です。

7.有害物質を発生しない

自然素材 100%のスペイン漆喰はシックハウスの原因となる化学物質を一切含んでいません。

また 室内の有害物質を吸着する安全・安心な素材です。そして塗った後の嫌な臭いもないので、快適にお過ごしいただけます。

InCide PC
セルローズファイバー

「断熱材は、住宅にとって命」と言えるほど、断熱材の良し悪しで住宅の寿命が決まるといっても過言で はありません。

「0宣言の家」では、調湿性能の高い「InCide PCセルローズファイバー」を採用しています。

この「InCide PCセルローズファイバー」は調湿性能だけでなく、断熱・防音・難燃・防虫に非常に優れた断熱材なのです。

断熱材「InCide PC セルローズファイバー」の特徴

1.結露防止・調湿性能

「InCide PC セルローズファイバー」には、水分の吸放湿性があります。

靴が濡れた時、新聞紙を靴の中に入れた経験はありませんか?経験のある方は、思い出してみて下さい。

木質繊維は生きています。周囲の状態に応じて、水分を吸ったり吐いたりしています。

この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防止するのです。

「InCide PCセルローズファイバー」は外気の湿度が高いときには湿気を吸い取り、乾燥しているときは蓄えた湿気を徐々に吐き出すという、生きている繊維ならではの調湿効果を発揮しますので、部屋の中はいつも快適な湿度に保たれます。

2.断熱・防音の性能をいかんなく発揮

他のファイバー系断熱材より断熱性能が高いだけでなく、吹き込み施工を行うため、「InCide PCセルローズファイバー」を偏りなく隅々まで充填することができ、断熱・防音の性能をいかんなく発揮します。 コロラド州の建築大学(デンバー大学)では、「InCide PCセルローズファイバー」とグラスウールの実際の断熱性能を試験し、以下の結果を得ました。

セルローズファイバー断熱材使用の建物は、グラスウール断熱材使用の建物に比べ、暖房のためのエネルギーが26.4%も少なくて済みます。

その断熱性能は、グラスウールと比べ約4割も優れているのです。近年の日本の住宅の寿命が短くなった大きな原因の一つに、断熱材の種類と施工不良による、内部結露があります。

3.内部結露

内部結露とは、マイホームの内部など目に見えない壁の中で結露が発生する現象です。

結露が発生しても気づかないことが多く、構造体を腐らせます。

湿度の高い環境はシロアリが発生しやすく、建物の強度低下や寿命の低下につながります。

また、結露によってカビが繁殖し、胞子となって室内に浮遊することで、アレルギーやアトピーの原因になるといわれています。

よって、内部結露の起こりにくい断熱材を選び、正しく施工することが住宅を長持ちさせる上で非常に重要になります。

4.難燃効果

アメリカ合衆国において、断熱材である「セルローズファイバー」は米国消費者製品安全委員会(Consumer Product Safety Commission, CPSC)の厳しい燃焼性規格に適応していなければなりません。耐火性を確保するために難燃剤が製造過程で添加されます。

「InCide PCセルローズファイバー」に添加される難燃剤はホウ酸(Boric Acid)で、「セルローズファイバー」はクラスAの等級を与えられています。

「0宣言の家」で採用しているセルローズファイバーの『InCidePC』は、火にさらされても表面が炭化するのみで引火せず、酸素の供給をストップさせ、火が燃え広がるのを防ぎます。

セルローズファイバー

グラスウール

ウレタンフォーム

5.防虫・防カビ性能

加えて特徴的なのは、高い防虫効果です。InCide PC セルローズファイバーは米国で害虫駆除断熱材として登録および認可を受けている唯一の断熱材です。

日本でもホウ酸団子がゴキブリ駆除に有効であることは広く知られていますが、InCide PCセルローズファイバーは害虫駆除試験において、99.7%ものゴキブリ駆除という高い結果数値にて証明を得ています。その他のアリやシロアリにも同様の効果があります。

InCide PCセルローズファイバーはカビも防ぎます。カビの胞子はとても小さく、たえず至る所に存在します。

屋内、屋外、新築だろうとなかろうと、カビはあらゆる建築物の中で非常によく見られるもので、条件さえ整えばどこにでも発生します。

幸いなことは、ほとんどのカビは人体やペットには害がないことですが、建築物にはダメージを与えます。

木製建築部材はその菌により、腐朽されていきます。

InCide PCセルローズファイバーは、ボロン#10という、独自に開発したホウ酸化合物を23%含んでいます。

このボロン#10により、防虫や防カビ、さらに防火に高い効果を発揮します。

6.高い安全性・優れた耐久性

多くの虫の駆除には大変効果的ですが、その毒性は、人体にとっては一般の食卓塩の7倍も安全と評価されています。

小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心してお使いいただけます。

耐久性にも優れておりその性能が50年以上保持されることが証明されています。

7.高品質

米国消費者製品安全委員会(CPSC)、米国材料試験協会(ASTM)、米国セルロース断熱構造者協会(CIMA)、米国連邦仕様書HHI-515の安全基準を兼ね備えています。

また、InCide PC セルローズファイバーは、米国環境保護庁(EPA)や、殺虫剤・殺菌剤・殺鼠材法(FIFRA)の必要条件にも適合しています。

これほどの厳しい品質制御基準を兼ね備えたセルローズファイバーは、唯一InCide PC セルローズファイバーのみです。

8.地球の将来を考えたエコな素材

これからの住宅資材は、地球環境に優しくなくてはなりません。

断熱材「InCide PC セルローズファイバー」は出荷前の新聞古紙をリサイクルしたものを利用しており、製造過程でも一般的な断熱材グラスウールを製造するよりも格段に少ないエネルギーで製造することができます。

「InCide PC セルローズファイバー」は、地球の将来を考えた、エコロジーな断熱材なのです。

ネオポール

ビーズ法ポリスチレンフォームは、「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」と呼ばれており、ドイツで生まれた代表的な発泡プラスチック系の外断熱材です。

ネオポールは通常のEPSパネルよりも、約1.3倍の断熱性能を持ち、建築物の構造体そのものを守ります。
ドイツ生まれの高断熱材ネオポールは、優れた断熱性能を持っているだけではなく、外壁下地材としても使用できる建築材料です。
この工法は、建築物の外側全体をすっぽりと断熱材で覆い、その上に遮熱塗料で仕上げを行うことで、サイディングなどの外壁材と比べて非常に軽量で、建築物への負担が少ない外壁になり、地震の際に脱落しにくいというメリットもあります。

また、外壁に隙間なく外断熱パネルのネオポールを張ることで、熱が侵入する通り道を塞ぎ、合理的な断熱が可能になります。

ネオポールの優れた特徴

1.割れに強い

ネオポールは弾性に優れ、塗り壁のクラック(ひび割れ)や剥離を防ぎます。

また、日本の住宅をはじめとする建築物によく使用されるサイディングは重さがあるので、それを支えるため、サイディング、胴縁、断熱材を構造体まで貫通する長いビスが建築施工上必要になります。

しかし、外断熱材:ネオポールの場合、サイディングと違い、軽いので自重で垂れないことから必要ありません。

その為、建築物にも負担がかからず、長期間良い状態を保ち、メンテナンスが容易です。 また、素材が曲がることを利用し、壁にカーブをつけるなどのデザインが容易になりますので建築デザインの幅が広がります。

2.結露防止効果

ネオポールは、雨水を通さず空気は通すので、建築物の寿命を縮める大きな要因の内部結露を防ぎ、シックハウスの原因となるカビ・ダニの発生する要因を減少させ、建築物の柱などの構造材も湿気を帯びにくいため、湿気を好むシロアリの住みにくい環境を作り、建築物が長持ちします。

また、一般的な内断熱材として使われているグラスウールなどのように、ネオポールは湿気により吸水・垂下しないので、断熱性能の経年劣化は少なくてすみます。

3.省エネ効果

建築物の中に夏の熱気や、冬の冷気が入る前に建物をまるごと外気から遮断してしまう外断熱。

建築物が外気温に左右されにくく、室内温度がほぼ一定に保たれます。

それゆえ冷暖房の省エネルギー化をはかり、光熱費を削減し快適な住居空間を作ります。

また、ドイツ生まれのカーボン配合ビーズを原料としたEPSボード「ネオポール」を使用しており、カーボンを配合することにより、従来のEPSボードにはない外部の熱線を反射する性能が加わり、断熱性能が30%も高くなった、他に類を見ない外断熱材です。
建築物が出来上がってからは目に見えない断熱材ですが、光熱費には、目に見える差が付きます。

これからの住宅建築には、省エネに貢献する断熱はとても重要と考えて、安易に安価な断熱材を使わず、よりよい物を探し続け、さらにできるだけローコストにご提供できるように努力しています。

4.高い安全性

火に強いネオポールは、パネル自体が燃焼を継続しない性質(自己消火性)を持ちます。

構造一体で国土交通省の防火構造30分認定を取得している外断熱材です。(準耐火45分申請中)
また、ネオポールは、炭化水素系発泡剤を使用して発泡成形される発泡プラスチックです。

発泡成形後のネオポールは、気泡の内部が空気に置換されて安定します。

気泡内部が空気であるため、代替フロンなどを使用する断熱材に比べて、オゾン層を破壊せず、地球温暖化係数が小さいとされている発泡剤を使用する、環境保全に配慮した発泡プラスチック断熱材です。

5.耐久性

南極で40年経過した建築物のEPS外断熱材は、非常に厳しい使用環境にもかかわらず、断熱性が建築当初の性能に比べほとんど劣化していないことが報告されています。

6.低コストを実現

一般的にオプションになったりと、高価なイメージのある通常の外断熱乾式工法に比べ、性能も良く、軽量で作業効率の高い外断熱材のネオポールを使用した外断熱工法により、必要な建築コストを大幅に削減できます。

セレクトリフレックス

一般的にサイディングが安価で作業もしやすいために、日本の住宅の中でサイディングを使った外壁は約8割を占めているといわれています。

サイディング自体の性能はメーカーで差があるものの、どれもサイディング同士の隙間をコーキングで埋める工法。

一般にその寿命は3~5年で硬化して剥がれ、メンテナンスが必要となります。
クアトロ断熱工法の遮断塗り壁材として採用した「セレクトリフレックス」は、塗るだけで外壁面に当たる太陽熱を反射し、表面温度を約70%も低減します。

外壁温度は、太陽の熱により真夏で93℃近くまで上昇します。

ほとんどの外壁仕上げ材は反射性に乏しく、太陽の熱をほとんど吸収してしまいます。

さらにこのような外壁面は放射率が低いので吸収した熱を放出せず蓄熱してしまいます。

外気温が下がった後も外壁は熱いままなのです。

セレクトリフレックス セレクトリフレックスは中空セラミックと高品質の顔料を使用したアクリルエラストマー系仕上げ材で、美観に優れ壁面の温度を上昇させず冷房費を削減します。

また、耐火性にも優れています。

セレクトリフレックスは弾力性や柔軟性に優れていますので、スタッコ製品にありがちなヘアークラックもほとんど入りません。

アクリルベース(純度100%)ですので、接着性も高く耐候性にも優れています。

白亜化しないルチル酸化チタンだけを使用し、有効性の高い防カビ材を配合してありますので過酷な気象条件の下でもクリーンな壁面と美しい色を保持します。

骨材にはライムストーンを使用しています。ライムストーンは酸化鉄成分を含んでいない為、酸化による色素沈着の心配がありません。

また健康に配慮したホウ酸による防カビ、防藻処理もなされています。

セレクトリフレックスの優れた特徴

赤外線ランプによる遮熱・断熱試験

試験体A:EPS断熱材4号品(ア)20mm + セレクトリフレックス片面コテ塗り
試験体B:EPS断熱材4号品(ア)20mm + アクリルフィニッシュコート片面コテ塗り

                                   お電話でのお問い合わせ ⇒ 0120-95-1711
メールでのお問い合わせ ⇒ info@brain-home.co.jp

 

 

首都直下地震…もし「震度7」の地震で、津波が発生したら?

投稿日:2018年07月20日

首都直下地震…もし「震度7」の地震で、津波が発生したら?

6月18日(月)に発生した大阪北部地震。

気象庁の発表によれば、揺れの強かった地域では、1週間程度は、最大震度6弱規模の地震が発生する可能性があるとのこと。

引き続き注意を呼びかけています。改めて、大きな地震が起きた場合の対処法を確認しておきましょう。

6月18日(月)に発生した大阪北部地震。
気象庁の発表によれば、揺れの強かった地域では、1週間程度は、最大震度6弱規模の地震が発生する可能性があるとのこと。
引き続き注意を呼びかけています。改めて、大きな地震が起きた場合の対処法を確認しておきましょう。

災害大国である日本の中でも、東京の街は「高さ」に気をつけなければいけない場所だと言われています。

例えば東京で一番高い場所は、東京スカイツリーの展望台。
そして一番低い場所は六本木駅の都営大江戸線のホーム……この差は500m近くもあり、地震が起きたときにどの高さに居るかによってとっさの対処法が変化してくるのです。

今回は、「首都直下地震」が起きたときに特に危ないと言われている「海抜ゼロメートル地帯」……「LEVEL 1」で起こりうる災害について。

もし、海抜ゼロメートル地帯で震度7の地震が発生したら……。TOKYO FMの番組「シンクロのシティ」で以前放送した、災害時の対処法を紹介します。

高さ1m、海面とほぼ変わらない高さの地区や、海面よりも低い地区「海抜ゼロメートル地帯」。

災害が起きたとき、危険だとされているこの地域では一体どんなことが起こってしまうのでしょうか? まずは、首都直下地震の被害想定からおさらいしておきましょう。

◆もし、首都直下地震が起きたら

■そもそも首都直下地震というのは、ひとつの地震のことではなく、関東地方で発生する可能性のある、震源や地震の規模が異なる複数の地震の総称

■主に被害想定が発表されているのが、首都機能への影響が最大の「都心南部直下でM7クラスの地震」が起きた場合

■政府の中央防災会議の想定では、発生する確率は今後30年間で70%

■東京都区部のほとんどが震度6強、一部では震度7

■犠牲者は2万3,000人、その7割が火災で命を落とす(阪神淡路大震災の死者行方不明者6,437人、8割が圧死)

■東京湾で津波が発生する可能性あり、東京都想定によると、最も高い場合ではおよそ3m程度

色々ある中でも心配されるのが、東日本大震災でも多くの方の命を奪った「津波」。

ただ、東京では津波よりも台風や低気圧による「高潮」のほうが、波自体の高さは高いと想定されています。
高潮被害は昔から起きているので、東京都では5mくらいまでを想定して堤防整備をおこなっています。
また東日本大震災を受けて、堤防をより高く、厚くする整備なども実施しているのです。

◆海抜ゼロメートル地帯の危険とは?

しかし、地震の揺れで堤防や防潮堤が決壊したり、津波が川を遡上するのを防ぐ水門が閉じないことも考えられます。

そのときに甚大な被害を受けるのが、海抜ゼロメートル地帯。
例えば東京で最も被害が大きいとされるのが荒川沿いの江戸川区や江東区、墨田区、葛飾区。中でも江戸川区は7割が海抜ゼロメートル。
これらの荒川沿いで浸水が想定されるエリア内にはおよそ150万人が生活しています。
もし、堤防や護岸が決壊した場合……洪水が発生して、場所によっては深さ2mも水没することに。
地下街や地下鉄にも当然、大量の水が流れ込んでいきます。

防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんによると、

例えば東西線の東陽町駅近くの地上車庫への出入り口や、南砂町駅の東にある出入り口など、地下鉄が地上に出る場所から水が入ってくる危険も。
津波が来なかったとしても、満潮のときに堤防が地震の揺れで崩れたりしたら、防水扉はあったとしても地下に簡単に水が入ってきてしまう可能性があるのです。
その水は、地下鉄を水路として、都内のあちこちに流れ込んでいくことも考えられます。

◆地震が起きたときのために考えておくこと

では海抜が低いエリアで生活する人達はどんなことを心がけておけばいいのか。

そのひとつが、浸水が想定される範囲から離れたところに避難する=「広域避難」です。

家族と近くの避難場所で落ち合う約束をしている方もいると思いますが、

そこが海抜ゼロメートル地帯で浸水するかもしれないという可能性を考え、避難場所を事前に複数、家族と決めておくといいでしょう。
浸水した地区には水が引くまで長く帰れない可能性も。海抜ゼロメートル地帯で生活している方は、それも含めて備えを見直したほうが良さそうです。

また、災害が起こったときの商業施設の対応も確認しておきましょう。

例えば、湾岸エリアの東雲にあるショッピングセンター「イオン東雲店」の災害時の対応はこちら。
イオンリテール株式会社 南関東カンパニー人事総務部 総務グループの、塙 智明さんに伺いました。

「東雲店では海に近く、海抜1メートルほど。埋め立て地も多く、液状化の懸念も。近隣の高層ビル等では大きな横揺れが続くことが予想されます。

特に近隣はオフィスや工場も多く、帰宅困難者も多く発生すると思われるので、東雲店では店舗で液状化の懸念もあり、屋上への避難を第一に考えている。
店内放送を実施して、揺れがおさまった段階で被害状況を確認し、そのあと避難誘導を行います。
イオン東雲店は2階建てで、屋上の駐車場は高さ約12メートル。
店舗にはオートスロープが設置されているので、お年寄りや高齢者の方も階段を利用せず屋上まで避難することができます。
また車いすも用意されていますし、従業員も定期的に避難誘導訓練を行っています」

そして東雲店では、帰宅困難者の一時避難場所にも屋上を活用することも想定していると塙さんはお話しされています。

「イオングループでは全国29ヵ所に、避難用大型テントのバルーンシェルターを配備しています。例えば、熊本地震の際も社会問題化した車中泊に対して、

店舗の駐車場などにバルーンシェルターを拡張させ、地域の皆様の一時的な避難場所を提供。
東雲店でも帰宅困難者が十分考えられるので、バルーンシェルターを避難場所の屋上に設置することが考えらます」

イオンといえば食料品から生活用品まで揃いますから、被災して物資がなくなってしまった際に、一刻も早い営業の再開が求められます。

首都圏で大規模地震が発生した際には、全国のイオンのネットワークを活用して、物資を集中的に首都圏に流れるように調整するそうです。
実際、熊本地震が発生した際には、多くの店舗で営業見合わせとなってしまったのですが、店舗の駐車場を使って店頭販売を行うなど早く営業を再開する取組を進めたそう。

防災の意識を高めるため、避難経路の確認などの際は近くのショッピングモールや商業施設をチェックし、どんな取り組みをしているのかを知っておくことも大事ですね。

災害は、家や職場に居るときに起こるとは限りません。

休日に遊びに行ったレジャー施設や、移動中の地下鉄の中で起こることも。あらゆる状況を想定して対処法を考えておくことは、決して無駄なことではないはずです。
ほぼ毎日、無料相談
受け付けております。
お金のこと、土地のこと、間取りのこと、モデルハウスで受付中!
「住まいの無料相談お願いしたいのですが…」とお電話にてお問い合わせ下さい。
ご予約はこちら
モデルハウス・店舗のご案内
株式会社BRAIN 〒379-2304 群馬県太田市大原町2423-1 TEL 0277-79-0027 FAX 0277-79-0028
関連企業:horoumua
Copyright (c) 2017 株式会社 BRAIN All Rights Reserved.